JSTORNEWS 2007年10月第11巻3号
オンラインユーザー発見
"Web 2.0 (インターネット上の多様なコミュニティベースのインタラクティブツールとネットワーキングサイトを総合的に意味する言葉) は、今ではカレッジライフになくてはならないものとなっており、学生の勉強に統合されたものとなっています。学生の大半は毎日研究や勉強をしながらソーシャルネットワークに参加しており、州教育委員会協議会(NASBE) による最近の調査では、学生の大半はソーシャルネットワーキングのサイトを勉強関係の話をするために利用したことがあるそうです。
ユーザーの大半を大学生と高校生が占める JSTOR では 、JSTOR に関する情報提供のため Web 2.0 を利用したいと考えました。スタッフによるソーシャルネットワーキング サイトへの参加を含め、様々なオプションを調査した結果、JSTOR が提供するリソースを効果的に利用するためのチュートリアルとトレーニングを提供するため2つの場を決定しました。
「友達」との関係を基に築かれる大学生対象のソーシャルネットワーキング サイト、Facebook が最初の選択でした。Facebook,上にはすでに独立していくつか JSTOR のファングループが存在していましたが、専用グループページを設立することにしました。このページから正確で役に立つ情報が得られると想定したのです。JSTOR Information Facebook グループには、JSTOR のヘルプページ、検索方法の短いオンラインチュートリアル、よくある質問とその答え、および Facebook の他のところでもアクセスできる JSTOR 検索アプリケーションへのリンクがあります。
ミシガン大学 など、Facebook 内からカタログ検索ができるようにするアプリケーションを開発した図書館司書からインスピレーションを得て、JSTOR 研究チームでも JSTOR を直接検索できる同様のアプリケーションを創りました。夜中に勉強している学生が JSTOR にアクセスしたい場合、この検索アプリケーションを利用して JSTOR を直接検索して情報を入手できるようにしたわけです。このようにして、JSTOR のウェブサイト、図書館のウェブページあるいはオンラインカタログに加え、学生によるアクセスポイントをもうひとつ増やしたのです。参加校に所属する教員の助言を受け、Facebook を閉じずに図書館のプロキシサーバーから JSTOR を検索できるよう、プロキシサーバーの URL を加える機能も追加しました。これは、Web 2.0 アプリケーションで可能な柔軟性のある利用法の適例です。
今これを書いている段階では、800人以上の Facebook ユーザーがこのアプリケーションをそれぞれのプロフィールページに加えています。そしてそれがデビューしてたった2週間後に、コロンビア大学バトラー図書館 司書エリッサ・クロースキーのブログで「司書のための Facebook アプリケーショントップ10」の1つとして選ばれました。
2つ目に選んだ場は、ビデオをアップロードして全世界に公開できる非常に好評なサイト、 YouTube です。学生はYouTubeでどんなトピックでも検索する可能性があるため、JSTOR の検索と参照を説明した短いチュートリアルビデオをアップロードしました。今のところこれは Facebook のアプリケーションほど頻繁にアクセスされていませんが、これも学生の目につきやすいところにオンラインで情報提供する、可能性を秘めた試みだと考えています。
Facebook 経由の JSTOR 検索方法
Facebook 上の JSTOR グループページ
YouTube 上の JSTOR チュートリアル
